glu×Domoの相乗効果で スピーディ・ロジカルに広告効果が 把握可能に
- コミュニケーションコストの削減
- レポートのカスタマイズ
- 作業時間の削減
- BI/ダッシュボードへの出力
- Domoへの出力
- 広告代理店
アタラの評価ポイント
・クライアントごとにレポートをカスタマイズ可能なgluの柔軟性
・gluとの連携の容易さがDomo導入の決め手
・脱エクセル脳を支援するためのコンサルティング
・Domoによる可視化で広告効果をひと目で判断可能に
・glu×Domo×運用型広告のナレッジを持つのはアタラだけ
RFA digital brains株式会社
デジタルマーケティング局 マーケティングコンサルティングチーム
マネージャー/コンサルタント 加藤 麻依子様
コーポレートサイト https://www.r-f-a.co.jp/
ダイレクトマーケティングとクリエイティブの融合を強みにするオンリー・ワン・デジタルマーケティング・ファームを目指すRFA digital brains株式会社。同社はクライアントごとにフォーマットが異なるレポートを自動で出力可能なglu、そしてgluとの連携が容易かつ広告効果を即座に把握・判断可能なDomoを導入いただいています。
本記事では、デジタルマーケティング局 マーケティングコンサルティングチームマネージャーの加藤麻依子様に、導入の経緯から実際の効果までを、アタラマーケティングチームがインタビューしました。
■クライアントごとにレポートをカスタマイズ可能なgluの柔軟性に着目
―御社の事業内容と、加藤さま自身のご担当を教えて下さい。
加藤:弊社は大きく2つの事業に分かれており、デジタルマーケティングの広告代理業を担うデジタルマーケティング局と、ブランディングなどデジタル周りの制作寄りの広告代理業を担うクリエイティブコミュニケーション局があります。
デジタルマーケティング局はさらに、新規クライアントへの戦略立案などを行うストラテジックプランニングチーム(以下、ストプラチーム)と、既存クライアントの広告運用などを行うマーケティングコンサルティングチーム(以下、マーケコンサルチーム)に分かれていて、私はマーケコンサルチームのマネージャーを担当しています。
―ありがとうございます。今回、御社ではgluとDomoを導入いただきましたが、どのような経緯で導入に至ったのでしょうか。
加藤:順番としては、最初にglu、その後Domoを導入しました。創業当初は別のレポーティングツールを使っており、そのツールは簡単にレポーティングできるものの、フォーマットが決まっているというものでした。そんな中我々の事業が拡大し、案件が増え、案件ごとにレポートをカスタマイズするニーズが生じた際に、だんだん旧来のツールでは対応できなくなってきていました。そこでメンバーが見つけてきたのが、gluでした。
―gluの、レポートをカスタマイズする際の柔軟性に着目されたわけですね。
加藤:そうですね。大手の広告代理店ではレポーティング専属の担当者がいることが多いため手動や一部マクロを組んでレポーティングするという方法もあるかもしれませんが、我々のリソースではそういったことも難しいため、レポーティングツールの導入は必須でした。gluはクライアントごとに自由にレポートをカスタマイズできるという点で、非常に役立っています。
■gluとの連携の容易さがDomo導入の決め手に
―では、Domoを導入された経緯についても教えて下さい。
加藤:Domo導入以前、gluのダッシュボード機能を使ったりもしていたのですが、あくまで社内での活用にとどまっていました。そんな中、とある商談の提案において、クライアントサイドでもダッシュボードをスマートフォンで簡単に見たいという要望に応えられず、失注してしまったことがありました。当時ちょうど世間的にもダッシュボードという存在に注目が集まり始めた頃だったので、弊社でも導入しようという流れになりました。
色々なダッシュボードツール、BIツールを検討したのですが、結局最終的にDomoを採用する決め手になったのは「gluと簡単に連携できる」という点でした。
―Domoを選んだいたきっかけがgluだというのは光栄です。日本にも多々ダッシュボードツール、BIツールがあり、それぞれに得意不得意が異なると思いますが、「経営判断のためのアクション可視化」というDomoの得意分野と、御社のニーズもマッチしていたのでしょうか。
加藤:最終ゴールとしては、Domoを使ってあらゆる経営判断ができていることを掲げておりますが、現時点では広告運用における活用の浸透にスコープを置いています。その点において、Domo×gluにて運用面でのニーズが叶えられることが一番の選定基準になっています。
■脱エクセル脳を支援するためのコンサルティング
―ありがとうございます。実際の導入にあたっては、まずはビジネスクエスチョンを洗い出して、そこから取得すべきデータや指標の決定、カード化という流れで進められたと思いますが、コンサルタントはどのように関わらせていただきましたか。
加藤:そうですね。すごく実感していることとして、いざダッシュボードを活用しようとしても、脱エクセル脳になるのがすごく難しいという点がありました。
ダッシュボードとエクセルでは役割が異なると思うのですが、どうしてもエクセルありきで思考するクセができてしまっていて、ビジネスクエスチョンを出しても、どういう流れでDomoに反映させるのかをイメージしたり、無意識的に普段行っていることをビジネスクエスチョンに置き換えたりするのが大変でした。その点を、担当コンサルタントの寺本さんに共に洗い出していただけるのは非常に助かりました。
■可視化により広告効果をひと目で判断可能に。迅速なアクションにつながる
―これまでエクセルでレポーティングしてきた習慣が長い方は、ダッシュボード脳に切り替えるのが定着化の一つの障壁かもしれませんね。そこをコンサルタントが伴走することでご支援できたのは何よりです。実際のカードは、どのようなものを作成されたのでしょうか。
加藤:基本的には、広告運用に紐づく指標をカード化しています。数字の変化により気付きやすいカードにブラッシュアップするという点でも、伴走していただきました。
―実際にDomoでデータを可視化された印象はいかがでしょうか。
加藤:前述したように見るべき視点がエクセルと異なるというのは発見でしたし、ぱっと見てどうアクションすべきかが分かるのがとても便利です。
また、これまでは自分の案件のデータだけを見ていたのですが、可視化したことでデータの把握がスピーディになり余裕もできたため、新しいメンバーや広告運用初心者メンバーのフォローもしやすくなりました。今後は、一定の値を超えるとアラートが発信されるといったアラート機能も活用していこうと考えています。
課題としては、エクセルとDomoの役割をまだ明確に分けきれていない部分もあるため、どちらも見る必要がある時に昔からの習慣でエクセルだけを見てしまう時があります。そこは改善点ですし、そのためにデータをすべて連携する、人によって見るべきポイントが異なるため、都度カードを改善していくなどの対応が必要です。
―クライアント企業との定例会などにも、Domoを使われているのでしょうか。
加藤:クライアントへの提供はこれからですね。提供に向けて、現在はどのように仕組み化するかを検討している段階です。
ただ、提案などに際してDomoでダッシュボード化することで迅速な判断が可能だということを伝えると、かなりポジティブな反応をいただくことが多いです。そういったことにも取り組んでいるという信頼感や利便性を評価していただけていると感じます。
―今後は、どのようにDomoを活用していきたいですか。
加藤:今後は、今見ている以外のデータにも拡張させていき、Googleアナリティクスのデータなども可視化したいですね。また、クライアント向けのダッシュボードを作成する際はスマートフォン用にカスタマイズできると便利かなと思っています。
―今後もDomoでは便利な機能が続々追加される予定です。情報共有させていただくので、ぜひ今後もgluと共にご活用ください。
■glu×Domo×運用型広告のナレッジを持つのはアタラだけ
―今回、gluとDomoを通して御社をご支援させていただきましたが、アタラにはどういった印象を持たれましたか。
加藤:アタラさんには、gluの導入やサポートを通してとてもロジカルに考えられる印象を持っていましたが、今回Domoの導入を支援いただく中でもそれが垣間見えました。gluとDomoどちらの製品も熟知されていて、運用型広告に対する知見をお持ちのアタラさんだからこそ、弊社の課題のツボも押さえていただいていましたし、データ連携の面などでも非常に頼りになりました。
―ありがとうございます。今後、アタラに期待することはありますか。
加藤:前述した通り、gluとDomoを起点に相談できるのは、おそらくアタラさんだけだと思います。今後はGoogleアナリティクスのデータなど、データ拡張も随時進めていく予定なので、データ周りの整備や、上手な連携の仕方、収集方法などを教えていただけると嬉しいですね。
また、Domo導入プロジェクトに関わっていたメンバーはエクセルとDomoの違いを理解しているのですが、その他のメンバーはまだまだエクセル脳で考えてしまう場合もあります。他メンバーの教育の一環として、勉強会なども開催していただきたいです。
―我々としても、gluとDomoをお使いいただいている御社で良い相乗効果が生まれるような、活用セミナーなどを企画しています。今後もご支援させていただきますので、引き続きよろしくお願いします。