glu 機能紹介(画像出力機能)
広告運用者は、日々多くのデータと向き合い、分析・調整を行っているかと思います。本コラムでは、gluを活用した広告運用に役立つExcelの活用事例をご紹介します。
今回はgluの機能「バナー広告の画像出力」をご紹介します。クリエイティブレポート作成時、管理画面のキャプチャをExcelの対象セルに貼り付けてレポーティングしている方も多いのではないでしょうか?gluをご活用いただくと、バナー広告の画像出力ができるため、パフォーマンスを管理画面で確認せずともExcelレポートで分析でき、作業の効率化につながります。
画像出力レポートイメージ
実際に作成したレポートが下図です。画像データを出力することで、広告名やタイトルのみを記載しているレポートより非常に見やすくなり、どの訴求の広告が優れていたのかが分析しやすくなっています。
Google 広告 バナー広告
Yahoo! ディスプレイ広告 インフィード広告
また、画像サイズを出力すれば、画像サイズごとのクリエイティブ分析も容易に行うことができます。
画像サイズを出力したイメージ
広告を運用するにあたり、広告品質を高めていくのは重要なテーマです。その為にはユーザーのインサイトを把握し、それを訴求別にクリエイティブとして活かしていくことが大事です。そんな訴求別のパフォーマンスを集計する場合、Yahoo! ディスプレイ広告は広告名に訴求名を設定し、広告名の設定がないGoogleディスプレイ広告は広告のラベルに訴求名を設定し、gluで各項目を出力することで分析を効率的に行うことができます。
広告名出力イメージ
ラベル出力イメージ
gluでは、glu内に格納されているデータの中から必要なデータを引っ張ってくるように、「タグ」と呼ばれるプログラムを使用して事前にExcelテーブル内に指示内容を埋め込みます。画像を出力する際も、タグに画像を出力する指示を記載すれば簡単に対応可能です。オリジナルで作成したExcelレポートフォーマットに埋め込めるため、柔軟にレポートを自動生成できるのが魅力です。
参考リンク:Excelレポート出力について
gluで対応している画像出力可能メディア
現在、gluでは下記メディアでの画像出力に対応しています。
- Yahoo! 広告
- Google 広告
- Facebook 広告
- Twitter 広告
- LINE 広告
- FreakOut
- nend
- Logicad
- i-mobile
- Zucks Ad Network
- ScaleOut
今後も対応メディアは追加していく予定です。
今回はExcelでの活用例をご紹介しましたが、Domo、Google データポータル、TableauなどのBIツールと連携することも可能です。下記は、Google データポータルを活用したクリエイティブレポートについてのコラムです。Excelと異なり、ツール上で集計でき、広告サイズや訴求別でパフォーマンスが見られるため、さらに効率的な分析が実現できます。
参考リンク:Google データポータルのレポートサンプル紹介(クリエイティブ別実績編)
レポート作成やデータ分析など自動化できる部分は自動化してしまい、本来注力していくべき多角的な分析や施策立案などに時間を割いていきましょう。